最近の不祥事に思う

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mgic - 木, 2006 - 08 - 17 06:54

最近の社会現象のうち、マイナス面について俯瞰してみると、少し昔に比べ、特別な違和感を覚える。

まず、凶悪犯罪の低年齢化と、近親者や身近な者が加害者になる傾向の増加である。そして、犯意の軽薄さとでも言うか、突発的な感情が原因となるケースが多いことである。

また、犯罪の対象は誰でも良いというケースの増加も気になる。ライブドアや村上ファンドの事件もそうである。
つまり、若い者ほどキレ安いし、比較的若い経営者の身勝手が原因となることが気になる。
これらについて、食の欧米化や教育の歪みが原因だとか、ゲームなどの遊びが原因だなどとよく言われる。それが遠因となって、やはり精神面の脆弱さだと思う。

最近話題となっている新書に、数学者である、お茶の水女子大学教授の藤原正彦氏が著した「国家の品格」がある。それを読むと、それらのことに合点がいく。

氏が言っていることは、アメリカナイズされた論理より、古来日本人が持っている形や情緒が大切だと言っている。また、子供に英語を教えるより、まず、きちんと日本語を教えるべきだという。全く同感である。生命の大切さ、目上を敬う心、人を思いやる心を持ち、敬語をきちんと使える子供を育むことである。どんな論理を持ってきても、ダメなものはダメという大人の姿勢が、将来、冒頭に書いたような現象を無くし、健全な社会を醸成出来ると思うが如何。

かつて、江戸期の日本にも犯罪はあったものの、卑怯を非とする社会風土があり、隣人同士が地域を守るコミュニティがあった。

大河を中心に栄えた、世界四大文明があるが、江戸の大川(隅田川)を中心に栄えた江戸の文化を含めて、五大文明というのはどうだろうか。

スピードは大事だ。しかし、焦ってはダメ。ある大先輩に、21世紀に入ってもう5年にもなるのにと言ったら、21世紀はあと95年あるよと言われ、ハッとした。

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