私の部屋の一幅の絵
mgic - 月, 2005 - 04 - 25 00:00
我が社は、広瀬川縁にある。
広瀬川は、仙台市街地の中心を、市井の人々のわだかまりを一身に受けて、洗い流すかのように、留まることを知らぬが如く滔々と流れる。
川の向かいは、青葉城趾から続く小高い丘陵地になっており、その南端が大年寺山で、この大年寺山が私の部屋の絵の中心である。
そう、その絵は私の部屋の窓から見える風景である。
広瀬川には大きな鯉が悠々と泳ぎ、川面では鴨や鳶が海から遊びに来るカモメたちと戯れている。
子供達が水辺で餌を与えると、鳥たちがさっと集まり、まるで大きな花が咲いたように絵の中心が移る。
その一幅の絵は、3D動画のように、いや、時の流れも光と陰と共に表現するから、4Dというのだろうか。
パリのセーヌ河畔から、モンマルトルの丘を眺めるフレームと、似ているかとも思うが、やはりこちらの方が数段上だろう。大年寺山の南東面の中腹には多彩な樹木が散りばめられており、往古から四季のうつろいを見せてくれている。
この稿がホームページにアップする頃には、醍醐の花見よろしく居ながらにして秀吉のように、至福の気分を味わっていると思う。
新年度が来た。今年も1年間この絵を見ながら頑張ろう。
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