GIS vs 測量
最近UPしていない、このコラム。
丁度業務時間がぽっかり空いたので、ネタをググって見ました。
ここは基本に立ち返って、ウィキで検索をかけたんですが。
歴史の項目を見てびっくり。この仕事を始めるに当たって目にした色々な本や、講習会ではGISの歴史というと大体1970年代から。
古くても1950年代の記述。
でも。ウィキではGISの歴史の始まりを、3万5千年前のラスコーの壁画に求めていました。
壮大っ!!
ラスコーとGISを結びつけて考えたこと、今まで一度も無かったです。確かに、図形情報と属性情報、間違いではないけど、ここがスタートとは、クロマニョン人もびっくりしてると思うけど。
ついでに兼ねてから気になっていたことがあるので、測量士とか、測量とかをウィキってみました。
人に歴史あり、じゃないですけど、測量にも歴史があるんですよね。古代エジプトまで遡るんですって。
私が会社に入社した時、
「測量しなくちゃ道路作れないでしょ?」と上司に言われて、
「土木用重機があれば道路作れるんじゃないですか?」と真顔で返した
(今思うと顔から火がっ!!)間抜けエピソードがあるんですけど、ピラミッドなんて高度なものを作るには、そりゃ測量技術がないと不可能!
って思ったら、度々氾濫するナイルの農地復興のために測量が発達したそうです。
じゃぁ、その技術を使ってピラミッドを、と考えたんでしょうか?ピラミッドも公共事業ですし、ね。考古学好きの私としてはかなり浪漫溢れるテーマです。
でもちょっとまって!!
最古とされるジェセル王の階段ピラミッドの造営時期が紀元前2650年頃。
ピラミッド抜きでエジプトで定住が始ったのが紀元前1万年頃で、農耕と牧畜が始ったのが紀元前5千年頃。農耕の観点から測量が発達したとして、測量の起源は早くても紀元前5千年頃。
で、クロマニョン人がラスコーの壁画でGISの礎を示したのは、今から3万5千年前。紀元前に直すと、3万3千年前。測量よりGISの方が歴史が古いってこと、ですよね。
パソコン無しのGISもすごいけど、測量なしのGISってのもまたすごい。
クロマニョンさんたちが測量の知識があってあの壁画を描いたかどうかは、もはや確かめる術がありませんけど。
知っていると思ったことでも、改めて見直してみると面白い発見があるものだなぁといい勉強になりました。

